捕獲した子たちの、ひどい状態✂
先週、捕獲した子たちの2匹が、ひどい状態で驚いた。去勢手術を受けようと捕まえたのだけれど、その前に治療が必要な状態だった。治療というより結局2匹共、連れて行って即手術となって入院。
それはそれは可哀想な状態で、もっと早くに知っていて、わかっていれば病院へ連れて行ってあげれたのにごめんね。
毎日の活動で精いっぱいだけれど話を聞き行ってみると。そこの猫たちのいる所は、それでも優しいお宅の人にご飯をもらって寝る所も用意してもらって、まだ幸せ。
去年も今年も子猫が現れて(遺棄されるのか、どこかで産まれたのかは不明)そのお宅で去年の子猫2匹は飼ってくれている。今年も1匹現れて譲渡できるか?話をきいたけれど顔を見るとサッと逃げてしまう と言うし、もう4ヶ月ぐらいという。そのお宅で手術さえ済めば、お外で面倒みると言ってくれた。結果、寒さでうちの中に入っている ということで、そのお宅で飼ってくれることになった。うちで保護しなくても良くなったので助かった。
他にも数匹ご飯を食べにくるそうで。来たり来なかったりの子は後回しにして、もう1匹、可哀想な子がいて・・・。という。探してみると日向ぼっこしていてパウチを開けて、美味しいからおいで~ と言ったら来た。♂か♀かもわからないけれど来た時から片目が飛び出てて、そのままになっていて、もう片目での生活だそう。しっぽが長かったけれど、だんだん短くなってきて、もうすごく短い。ケガなのか?どうしたのか?可哀想で見ていられない!という。病院へ連れて行こうかと思ったけれど捕まえられないという。
どれどれ?しっぽ?白茶に、あーしっぽが黒?三毛みたいですね?捕獲機に入りそうだから捕まえてみましょう。
と、じきに捕獲機に入った。ごめんね、びっくりしたよね。どう?しっぽは?
あれ?これ黒じゃなく血ですね。血が乾いて黒っぽくみえただけ。白茶の♂ですね。あー目が片目です。
これじゃ、しっぽを先に見てもらって診察してもらわなきゃならないから、このまま病院へ行きます と預かって私は病院へ直行。名前は、そのお宅のお母さんにジャック♂と付けてもらう。
医院長先生が見てくれたけれど、ケガかもしれないし腫瘍の可能性もある。どっちにしろ麻酔かけなきゃ見れないから、このままお預かりになるよ と。
身体の負担を考え去勢手術も一緒に受け、ワクチンなど一通りやってもらう事になった。(捕獲した時の写真は撮る余裕なかったので無し)
後日、お迎えに行く。怖がるけれど看護婦さんにも触らせたそうだ。ジャック手術、がんばったね。先生の説明によると、これは腫瘍だったそう。自分でかじってしまっていたそうだ。気になってたんだよね。痛かっただろう、かわいそうだったね。お尻の付け根で断尾という形になったけれど、スッキリしたんじゃないかな と先生に言われた。将来的に、もしかして再発するかもしれないけれど、その時また考えよう との事。
この子にご飯をあげてくれていたお宅に事情を説明し、お外だけれど居場所も用意して面倒みてくれるそうだから、とりあえず良かった。無事に去勢手術も済んで、ジャック元気でいてね。また、何かの時は連絡もらうからね。
と1匹、終わったと思ったら!
今度はメンバーが前々から、どうも人間に傷つけられたんじゃないか?と思う。斜めに傷みたいなのがあって、その子を捕まえて手術してあげたい と言っていた。その子がやっと捕獲できたんだけれど、捕まえてみたらどうも首輪みたいで、膿んでいるニオイがする。ちょっと、見てほしいと言うので夜、うちにその子を連れて来た。
大きいから♂みたい。可愛い、いい子。あーーー!これ、首輪に前足が入っちゃってる というか、首輪が胴?脇に食い込んでいるみたいで、きっと傷になって膿んでるみたいだ。飼われてた子だね、迷子かな?捨てられたのかな?
今、首輪だけでも切ってあげよう と捕獲機から出そうとすると本人もパニックになっているし突然、知らない人間に捕まって何をされるのか怖いみたい。そうだよね、大丈夫だよ と出そうとしたけれど唸るし無理して、うちの中で逃げられても困るから無理せず明日、病院に行って去勢手術して傷も見てもらおう となる。
次の日、予約してあり連れて行って事情を話みてもらったけれどニオイがかなりひどく、これは首輪を取ってみたら結構、ひどい状態もあるから手術より先に治療をした方が、この子にもいい と言われ、その日に他の病院へ行って診てもらった。
と、首輪を取ったら、化膿がひどく皮膚を縫い合わせるのが大変だったとのこと。最短の入院で済んだけれど飼われていた子で、今は触らせるし大人しい子だからまた、外に放すのはこれから冬が来るから可哀想。
うちでお世話してあげたいけれど♂の成猫はディオがいるから、ちょっと厳しいなー。メンバーに引き取ってあげて と言うと、この子はねーと、うちの子として引き取ってくれることになり、ひとまず一安心。
名前はタイム♂。とっても可愛い、いい子。
うちにも来て手術跡を見た。ずいぶんと、ひどく傷になっていて取れないし痛いし可哀想だったね、タイム。脇から液がまだ出て裂けている。これ、また病院へ行った方がいいね と言うことになり一昨日、また入院。昨日、また裂けた脇を縫い直し。今度は皮膚の中側と外側を二重に縫って2週間後に抜糸になった。他の縫った所はきれいについている。食欲もありスリスリ甘えてくるタイム。早く治るといいねー。
と、まあ2匹も手術入院と大変だったー。はあー。福沢諭吉がはらはら~~~と飛んで行った。それでも、みなさまからのご支援金も有難く使わせていただいた。本当にたすかります!まだまだ可哀想な子は、たくさんいるんだろう。ジャックとタイムが穏やかに過ごせるように。
急な駆け込みでもイヤな顔もしないで手術してくださり、ジャックもタイムも診ていただきS動物病院、A動物病院の医院長先生、どうもありがとうございました。
おまけ(^_-)-☆
1)そんな中、嬉しい事も❕
おうちを探していたよつごのコレッタが、優しいご家族に声をかけていただき静岡へお嫁入り。可愛い私のこっちゃん、良かったね。幸せに♡
同じく、まだ保護したばかりだったパンちゃんがトライアルへ出発→そのまま正式譲渡となり富士宮市へお嫁入り。パンちゃん、ご飯たくさん食べて大きくなってね♦
静岡市Kさま 富士宮市Oさま 素敵なご縁をありがとうございました。どうぞ、末永く宜しくお願い致します。
2)心配な事も😿
チャッピーの妹のひまるが食欲がなく最近痩せてきた。大人しくしていて子猫らしさがない。先週から通院しインターフェロンの注射したり。口の中が炎症もしていてジアルジアもいた。現在、にが~いお薬を頑張って飲んでるよ。今日もチックン💉してきた。元気になろうね、ひまる。