奇跡の子、サラ🌈
瀕死の状態から奇跡的に助かり、下痢も処方食でおさまり順調に育ってくれそう と胸をなでおろしていた。
姉妹のみのり、ヘーゼル王子とも仲良し。爪とぎ、みのりとのガウガウレスリングごっごもして愛らしいのなんのって。みのりのように丸まる太って可愛い子になるだろう と目を細めて毎日、お世話していた。
☆みのりとガウガウ遊んだYO♪☆
それでも、やっぱり覇気がない というかおとなしすぎる。あれだけのダメージを受けた子だから、まだ仕方ない。それでも🍚も食べて、おとなしいながらも遊んだりウンチも問題ないから体重が増えているか気をつけようと思っていた。
16日に病院へ行ってからは、落ち着いていたから病院へは行っていなかった。トンネルベットが好きで、いつも入っていた。好きなパウチは、みのりと取り合うように。微笑ましくて。
☆おいしいね☆
おとなしいサラだったけれど22日、妹がきてサラまだガリガリだね と言う。家族も触って、ガリガリだよ と。私は最初の時のガリガリ具合を知っているから🍚食べているし、いいウンチだし大丈夫と思っていた。
次の日に病院へ行く。
☆病院へ☆
23日 ガリガリと言われ抱っこしてみると少し痩せてるみたいだ。体重測定に行こうと病院へ。そこで体重が減っていることがわかる。60以上減って400グラムになっていた。ええ?そんなに減っていた?みのりもヘーゼルも食べたりしていたからサラが、どの程度の量を食べていたかはっきりわからなかったけれどポリポリと食べていた。下痢も治っていたので、まさかそんなに減っていたとは思いもしなかった。今朝、起きてきた時はリビングのお姉ちゃんちのドライをポリポリ食べていたし、まさか。体重が減るのは、子猫にとってはとても良くない。はあー、もっと気をつけていれば良かった。先生が気になるのが呼吸が速い事だそうで、頻呼吸になっている。数日前の瀕死から脱した頃は、そうでなかったはず。どうしてだろう?1日目はインターフェロンの注射をした。点滴は呼吸が早い時はしない方がいいそうだ。
☆体重が減っていた☆
24日 2日目、まだあまり元気食欲ない。体重414グラム、ほんのちょっとだけ増。ちょっと耳を触ると熱っぽいから風邪ということもあります 頻呼吸になる可能性としては、何かウィルス性の病気やエイズ、白血病を持っているかも?と疑います と言われる。ええ?ウィルス性って?というとFIPの事だそう。ええ?こんな小さくて1ヶ月の子でも発症するんですか?と聞くと、あるそう。そんなー。もう私はショックで立っていられないぐらいだった。泣きたいのをこらえた。リタの事、譲渡してから発症してしまった子たちの事が浮かんで、もう頭が真っ白に。
あんな辛い病気は、もうイヤだ。こんなに小さいサラまで??嘘でしょう。念の為、お腹を超音波検査。腹水は溜まっていなかった。でも、腹水が溜まらなくてもFIPはあるし、今は溜まっていないけれどこれから ってこともあります と言われる。それか白血病?白血病の子は目や鼻がぐずぐずしている場合がほとんど。みのりもサラも、なってない。まあ、検査すればわかるけれどサラは小さすぎて血を取ることもできない って言われる。
最初に担ぎ込んだ時に治療してくれた先生も会いに来てくれ3人の先生がサラちゃん、いい子だね、がんばってねーと声かけてくれた。良かったね、サラ。がんばるもんね♦元気はないけれどインターフェロンの効果か少し好きなパウチだけ食べてくれた。ミルクもシリンジで少し飲ませる。このまま食欲出て元気になってくれるといいな。頻呼吸はそのまま。心配でたまらない。
☆🍚を食べて元気になろう☆
25日 もう1回、これで3日連続だから一区切り。休診日の為、予約で朝1に行く。
体重、少し減って(泣)406グラム。口の中を診てもらった。歯茎が真っ白で貧血になっていて、それでだるいし呼吸が速くなっているのだろう。やはり頻呼吸は何かの病気が原因の可能性が高く、ただの風邪というものではなく検査もできないから推測だけれどFIPか白血病じゃないだろうか それか生まれつき身体が弱い子か とのこと。
病院から帰ってゲージに寝かせて、じきにサラが顔を下げて呼吸ができなく苦しむ。それからは、日中ずっと横たわったまま危険な状態が続く。
☆息がくるしくなる☆
私は心配で、とても側を離れられない。予定をすべてやめて、ずっとサラの側にいた。
☆苦しくてもがんばったよ☆
夕方、メンバーが来て用事を変わってくれてサラに、おまじない をしてくれた。サラ おまじない効くよ。がんばれー、元気になるよ♦
それからずっと横たわったままだったのに寝返りうったり身体を起こすようになって昨日までみたいにベットの上を移動して寝るように。すごいねー、おまじないが効いたのかも?身体を起こせるようになったから良くなってくるかもね と家族で話す。
サラー♪って声かけると目をパッチリ開けたり、こっちを向いてくれたり。いるからね、がんばってえらいね と声かける。息は苦しそうだけれど小さい身体でがんばってる。今日は夜中まで様子を見て大丈夫そうなら少し寝ようかな と夜中まで、ずっと側にいようと決めていた。
ウンチ(下痢っぽい)が何度も出て。少しでも出ると気持ち悪いし、ちゃんと動いて教える。あー、汚れちゃったね。気持ち悪いでしょう。はいはい綺麗に拭きましょうね と優しく拭いて。何度か苦しくて身体を伸ばしたり首を後ろへ反らしたり。(リタも、そうだったから思い出しつらい)静かに寝ている時間も少しあった。サラ?つらそうだけれど、私を見てくれる。ありがとう、いるからね。でも0:30すぎ、ゲージの中で寝ていたサラが苦しがって身体を伸ばしている。ああー、もうサラこっちへおいで。私が抱っこする。
サラ、息したいね したいね。いるよ、いるからね と手をにぎる。悲しすぎる。
小さいちいさい身体。痩せて骨が見える。こんな小さい身体で一生懸命がんばってるサラ。えらいね。おりこうさんだね。
何にもしてあげられない。それがつらい。どうして、奇跡でがんばって助かった命なのにサラを、こんなに早く連れていっちゃうの?あまりにも・・・。もう一度、奇跡が起きてほしいーーーーーー。
おとといの夜、リタ チャッピー セリ つづみに、サラを連れて行かないでね❕と頼んだ。
何とかしてサラを助けたかったのに。何とかして育てたかったのに。そして良いおうちを見つけてあげてお嫁入りさせたかったよ。サラに、いっぱい美味しい🍚食べさせてあげたかった。いっぱい楽しい事を教えてあげたかった。何度か苦しくて小さい声で鳴いてバタバタ手足を動かしたり身体を反ったり。ごめんね、サラ。くるしいよねー。何もしてあげられなくて と頬づりする。
寒いかも?と湯たんぽをして口を開けるからお水を少しづつシリンジであげて。お水、飲めた。良かった、のど乾いたのね。おいしいね。
☆お水を飲めたよ☆
息ができなくて苦しくて小さい声で鳴く。えらいね、つらいね。サラ、がんばらなくてもいいよ。それから、じきに私が横を向いている時に鳴きもせずバタバタもせず本当に眠るように10/26 2:09サラは息を引き取った。息をしていない眠っているようなサラを抱きしめた。朝方までサラを抱きしめ一緒にいた。それでもサラが私に仮眠を取るようにと時間をくれたのかな と1時間ほど布団に入って身体を休めようとした。それでも、数時間前の出来事とサラのぬくもり が残っていて布団の中でシクシク鳴いた。涙がとめどなく流れて仕方なかった。サラの優しさでほんの少しだけ横になって休んだ。ありがとう、サラ。
26日、サラを助けて運んでくれたメンバーが会いにきてくれた。サラの命の恩人だね。ほゞ毎日、お見舞いに来てくれていた。サラもわかっていたようだ。残念だっていたけれど、あのまま山の中の土の上で死ぬところだったから短くても幸せ感じられて良かった と言ってくれた。でも育ててあげられなくて悪かったな。サラにたくさんのお花が、きれいなお花🌸🌷
27日夕方。小さいちいさいサラと悲しいお別れ(涙)眠っているようなサラとお別れするのがつらくてつらくて。このまま、ずっと抱っこしていたい。
『サラ、小さい身体だね。こんな小さい身体で一生懸命、生きようとしていたんだものね(涙)がんばったね。育ててあげれなくてごめんね。たった12日間だったけれど私の所に来てくれてありがとう。サラが来てくれて毎日、うれしくて楽しかった。いそがしくても張り合いがあったよ。サラが可愛くって大好きだったよ。みんなに可愛い顔して大きくなったら美人ちゃんだ、べっぴんさんになる。いいおうちへお嫁にいこうね って言われたね。また戻っておいで、待ってるから。サラが帰ってくるの待ってるから。みんなを見守ってて。』
サラの事を心配し成長を見守っていただきありがとうございました。育ててあげれらず本当に無念です。何度も会いに来ていただいたり心配して連絡してくださり感謝の気持ちでいっぱいです。サラは幸せな子です。たった1ヶ月ちょっとの猫生でしたが瀕死の状態から奇跡的に回復したサラの事を、どうか覚えていてあげて下さい。(涙)サラが元気になってくれるのを励みに毎日お世話してきましたのでショックはかなりのものでした。写真を見るのもつらく、ご報告するのが今日になってしまい申し訳ございませんでした。
☆みのり サラとお別れ☆