またまた、ずいぶんとお待たせしてしまいました。今回ご紹介するのはさかのぼる事、数年前の秋。そう2011、10月後半。かわゆ~いシャム系の兄妹。にに のの。Sさま宅に行っても名前は、そのまま。地元I地区でTNRした成猫ちゃんの所にご飯をもらいにきたシャムちゃんを見て驚いた。あれ?可愛い~、小さい。でも、この子がいるって事は・・・まだ手術していない母がいるってこと?ええー、知らなかった。大変大変。捕獲機をかけたら翌朝、捕まっていて、とりあえず保護した。シャム系の小さいこの子が、のの♀。

s-くり坊 ぼんちゃん・のの にに兄妹里親募集 NO2 053数日後、ご飯をあげているお宅を探して話を聞くと、もともと3兄妹でもう1匹♂がいて、あとの1匹♀は捕まえられたから捨ててきた と平気で恐ろしい事をいう、おばあさん。(のちに、その捨てられた姉妹はにゃんこ活動している知り合いに保護されてたことがわかる)そんな、うちには危険だから、お兄ちゃんも保護。この子が、にに♂。

s-のの にに兄妹里親募集 NO2 003ののは怖がりでシャンプーしたら手を何度もガブッと噛みついて痛いのなんのって・・・最初のうちはにらまれたものだ。さて、にっくんは・・・。これまた怖がって怖がってタオルを使わないと触れなかった。でも食いしん坊で食べ物につられて、じきに懐いたら可愛いこと!可愛くってかわいくって。とっても、おしゃべりでパンダのぬいぐるみのようだった。お兄ちゃんが大好きで、にっくんが来てから、ののもだんだん慣れてきてくれて。それでも臆病なののちゃんだった。募集をかけたら1日で、たくさんのお問い合わせをいただいた。
s-くり坊 ぼんちゃん・のの にに兄妹里親募集 NO2 065ののが臆病だったから2匹一緒に貰ってくれるおうちを探していた。先住猫ちゃんがいるから1匹希望だったけれど2匹の写真を見たら離すのは可哀想と2匹一緒に貰っていただけることになりSさまに会いに来ていただき2匹は先住猫ちゃんのいる島田市へ。可愛がっていただいて毎年、秋には写真をたくさん撮ってお手紙をいただいていた。いつも待ち遠しかった。2匹の仲良しの写真を、いつも見て嬉しく思っていた。けれど残念な事に去年の初秋、ののがお星さまになってしまった。いろいろ手を尽くしてもらってSさまには感謝している。にっくんには、ののの分まで元気でいてほしい。そう願っている。s-のの にに兄妹里親募集 NO2 042

Sさま、ののを可愛がっていただき又、いろいろとしていただいて本当にありがとうございました。きっと、ののも、自分のためにありがとう と思っていると思います。短い猫生でしたが幸せでした。にっくんと、子猫ののんちゃん、先住猫さんと仲良くなってほしいです。のの、お友達と楽しく遊んでるかな?ののの事、わすれないからね。みんなを見守っててね。にっくん、元気?ののが元気な身体で生まれ変わって、のんちゃんがきたよ。のんちゃんを可愛がってあげてね。おうちの人の言うことをちゃんと聞いて、お利口さんのにっくんでいてよ。また、お母さんにお写真もらうからね。リタより💛以下里親さまからのお便りです(いただいたお便りから抜粋して)

お世話になります。先月の6月12日~16日まで私たち家族は息子の結婚式の為ベトナムへ行ってきました。そのことで猫達には本当にかわいそうな事をしてしまいました。その間、猫達は私の実家へ預けましたが3匹一緒なので大丈夫と思っていました。ところが迎えに行くと最初の日は3匹共食事もトイレもしなかったそうです。うちへ帰ってから3匹共また食事をしないので相当なストレスだったようです。もともと小食なののちゃんは毛もパサパサになり歩き方もよたよた、やっと歩いていました。おしっこもトイレでできなくなっていました。よっぽど調子が悪かったのだと思います。翌日、仕事から帰って病院に連れて行こうとしたのですが隠れてしまいどこを探してもわかりませんでした。出てきたのが21時近くでした。23時ごろ疲れて眠り始めたころ、おじいさんが猫が死にそうだから と呼びにきました。ののが横たわっていて正直、もうだめかなと思いました。あきらめられず夜間診療をしている病院に連れていきました。血液検査の結果、カルシウムが極端に不足している それから猫エイズの陽性がわかりました。今は栄養剤と缶詰めを水で溶かして鼻からチューブで入れていて大分元気になりました。にには、すっかり元気になり先住猫も、このごろやっと元気になってきました。ののちゃんも少しずつ元気になってくれると信じています。s-s-!cid_000601d19966$37a92180$0201a8c0@mika

ののちゃんは今、病院に入院しています。鼻からチューブを入れていましたが何度か抜けてしまい鼻炎でぐじゅぐじゅしたりと限界を感じノドに穴をあけて、そこからチューブでご飯をあげたいというので喉に穴をあける手術をして4日ぐらいでお迎えにいくと傷口が開いていえきで糸が溶けてしまい、そのまま又、入院となってしまいました。またやっても同じことになると困るので、そのまま穴をふさぐことに。4日ほどして退院して家に帰った翌日、傷口から膿が出ていて再度、入院となってしまいました。傷口が開いてしまったので又、閉じる手術をしました。8月20日に電話したところ、もう少し預からせてほしいとのことでした。猫エイズの関係で傷がふさがりにくいのかもしれないと言われました。1日だけ帰って来た時は鼻チューブも取れて、リラックスしてとても嬉しそうでした。ののちゃんは血便が出たり避妊手術も1度心臓が止まってしまったり肺に水が溜まったりと虚弱体質なのかもしれません。1日も早く元気になって帰ってほしいです。ににの元気にすくわれている毎日です。

ののちゃんの件では、いろいろとご心配をおかけしてすみませんでした。ののちゃんは1ヶ月入院して9月3日に退院し5日目の7日に天国に旅立ちました。6日に吐いたりして鼻チューブからご飯をあげられませんでした。ベットの下とか見えない所に行きたがったのでなんとなく予感はありました。ののちゃんは目が、ぱっちりと大きくとっても可愛い子でした。私と娘にとてもなついていました。抱っこすると、いつまでもじっとしていました。元気なころは、じゃらし棒で遊ぶと、すごいジャンプ力でした。元気いっぱいの、ののでした。ののちゃん今までありがとう。これから先ののちゃんほど可愛い猫には二度と巡り合えないでしょう。今、思うとあのとき病院に連れて行ったことが、ののちゃんをかえって苦しめたのではと後悔しています。ののの事を考えると寂しく悲しくなります。心にぽっかりと穴があいてしまったようですが、にににはののの分も長生きしてほしいと思っています。

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お手紙ありがとうございました。にには、ののちゃんの事もすっかり忘れてとっても元気です(笑)毎日良く食べ走り回っています。ののちゃんは、こちらへ来てから1年半ぐらいは、ちょっとでもににの姿が見えないと、ずっときゃあきゃあ鳴いていました。抱っこすると鳴き止むのでずっと抱っこしていました。抱っこしながら外の花の匂いをかぐのが好きでした。おとなしく、いつまでも抱っこしていました。本気で抱っこひもを買おうかと考えたほどでした。うちの先住猫のりなはクールで抱っこがキライです。なので私にとって、ののちゃんは特別な思い入れがありました。溺愛していました。私の携帯の待ち受け画面は、ののちゃんになっています。のの のんちゃん と呼べば、ににがニャーと返事をします。笑っちゃいます。ににがいてくれて本当に良かったです。いなければ、ののちゃんの死はなかなか乗り越えられなかったかもしれません。

にゃんぽみち拝見しました。2匹がとっても可愛く主人が画面を印刷したのでみんなで、ににがイケメンに写っていると笑ってみました。ののは、ちょっと顔が違うようにみえました。まだ赤ちゃんぽかったですね。とってもうれしかったです、ありがとうございました。ところでご報告があります。我が家に新しい子猫が来ました。s-IMG_0188娘は、ののが元気になって生まれ変わってきた といい子猫のかわいらしさに皆元気にしてもらいました。

 

🌈天国の ののちゃんへ🌈s-ののDSC_0161

9月7日に天国へ旅立ってしまった、ののちゃん。お母さんは、あれから悲しくてつらくて、とっても寂しかったよ。お兄ちゃんのににくんがいるんだから と、いつも自分に言い聞かせていたんだよ。1ヶ月間入院し退院して4日目で逝ってしまった、ののちゃん。病院に1ヶ月いるより大好きな、ににお兄ちゃんとりなおばあちゃんと、のんびりうちにいた方が良かったよね。ごめんね、ののちゃん。お母さんは、とっても後悔しているよ。11月1日に知り合いの人から野良ちゃんが赤ちゃんを産んで育児放棄してしまい3日3晩飲まず食わずで鳴いていたのを見るにみかねて保護したので誰か飼ってくれる人いないかと言われ写メを見ると、ののちゃんと同じ毛色だった。とっさに、ののちゃんだ!と思ったんだよ。片手に乗るほどの小ささで育つか心配だったけど、とっても元気で、いたずらでおてんばに育ってる。お母さんは、ののちゃんの生まれ変わりだと信じているよ。だから、ににお兄ちゃんと子猫のノン♀が、ののちゃんの分も長生きできますように☆彡
お母さんより

 
 

島田市Sさま