リタ天国🌈へ  とってもとってもがんばりました💠

リタに、たくさんのお見舞いをいただき本当にどうもありがとうございました。リタも喜んでいると思います。この場をかりまして心からの感謝を申し上げます。

小さい時から兄妹の中でも身体が弱く良く病院に連れて行った。甘えん坊で大鳴きで、可愛いかわいいリタちゃん。表情、仕草がとてもかわいいリタ。なかなか治らなかった真菌も綺麗に治って、何とか身体も細いながらも大きくなってきてシールポイントの濃いママそっくりの美人さんに。

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涙や目ヤニが出やすく毎日拭いて目薬もしょっちゅう。軟便で検査したらジアルジアが出たり。8ヶ月ぐらいで、いっちょまえに発情もきて急いで避妊手術も受けて弱いなりにも、ご飯も食べ皆とじゃれて遊んだり元気に過ごした。爪を研ぐのが好きで良くガリガリしていた。

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                    ☆元気な頃のリタ

そんなリタだったから心配でお嫁に出せなく、うちにいた。レギュラーメンバーに昇格!だから、自宅1階に降ろすと嫌で大鳴き。育った2階で皆と一緒がいいみたい。リィちゃんが、そんなに2階がいいなら上にいなさい と2階で過ごす。(時々1階に降りて探検)どの子とも仲良く、歳が同じぐらいのエラン、ディオ、めぐと良く遊んでた。その中でも、めぐがリタをすごく可愛がって。

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s-IMG_2850穏やかに過ごしていたけれどリタが軟便、そして下痢というかゼリーのような粘膜の混じったウンチをするのが多くなって。ちゃんとしたウンチが出ない。まだジアルジアが落ちてない?薬も飲んだり2ヶ月ほど前から通院して薬や処方食で工夫してきた。w/d缶はイヤで食べてくれない。それならi/dは?これもイヤなの。こまったね。ドライも消化器サポートなど胃腸に優しい物は、美味しくないのだろう。食べてくれない。いろいろ食べさせるのに工夫したけれど、処方食はイヤと食べなくなってしまう。自分だけ処方食は拒否するのでみんなもお腹に良い物に切り替える。皆と一緒になら何とか少しは食べてくれる。そんなこんなで食べさせるのに苦労して悩みの種だった。それなら、リィの好きなドライにしようね。もちろん、普通のご飯だと下痢に。ちゃんと消化吸収されない。リタ、お腹痛いでしょ?大きくなれないよ。おいしく食べさせてあげたいのにウンチが下痢で困ってしまい、また通院。検便の結果は虫はなし。大腸炎だろう と整腸剤とお薬。あとは胃腸に優しいフード。これは、イヤー と匂いをかぐけれど食べなかった。整腸剤をあげるのもイヤがって爪を立てて大変だった。

活動が忙しくチビ達も続々とやってきて成猫たちのお世話や相手をしてあげる時間がなかなか取れなくて、ごめんね。なので健康で慣れている子(エラン、リタ、ゆき、)は良い里親さまがいれば譲渡しようと考えていた。うちにいるより幸せかな。

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             おすまし顔、べっぴんさんのリタちゃん

チビ達を保護してからは、チビっちが暴れるとお姉ちゃんちは少しうっとうしそう。ごめんね、落ち着かないよね。でも、みんなも、こうやって保護されてきたんだから同じよ。可哀想な子達だから、おうちが決まるまで我慢してねー。

最近は他の子も同じで成猫たちは棚のベットで寝ている事が多く、リタもそうだった。リタはチビが近づくとウウーと怒っていた。ちょっと元気ないね。リィちゃん、大丈夫?と声かけて、いーこいーこして。その頃が発症だったのかな?体調が悪かったのだろう。早く気づいてあげれなくてごめんね。ご飯を変えたから食べが悪くても好みの問題と思っていた。そんな中、やっぱりどうも元気ない。リタ?と顔を見て触ると顔もだるそうな感じで耳や顔も触ると熱い。鼻水が出ちゃって目ヤニも。リィちゃん、熱があるね。風邪ひいちゃった?と病院へ。その時は40.5度の高熱があり鼻水に目ヤニがあったので風邪だと思った。脱水もあるから明日も来て下さいと3日続けてインターフェロンの注射に点滴。39.6度まで下がったけれど、3日目も同じ。2日目の通院時、このまま食欲がなく熱もさがらないままだとエイズ白血病の心配はない(陰性、ワクチン接種済み)からFIPやリンパ腫などの病気を考えなきゃならない と言われた。不安になったけれど、ご飯は少しづつだけれど食べてくれるようになり、伸びをしたり畳みのゴザで爪を研いだり毛づくろいしたり仕草も普段通りになって。食欲戻ってきて良かったね と病院でも言われた。その後、39.3度まで下がり、まだちょっと高いけれど元気になってきて良かったと言われて。ご飯食べてくれて熱も下がってきて身体が楽になったようで顔つきも違ってスッキリしてきて。悪い病気じゃなくて良かったです と先生と話す。この時の私はホッとして、まさか恐ろしい病気がリタを襲っているとは思いもしなかった。

今、思えばリタは具合悪くて私にSOSしていただろう。いつ頃からだったかな?チビたちが体調不良でそっちばかりに神経使っていたし、むつご、みつごの遺棄が続いて、気づいてあげれなかった。もっと早く気づいてあげられたら・・・子猫を保護し部屋に入れたのが原因だったなら と思うと後悔しかない。部屋を別々にできなくて。ごめんね、リィちゃん(涙)

s-IMG_3738           ☆少し熱が下がり風邪だと思っていた頃

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                    熱が少し下がる、通院中のリタ

検便でジアルジアは検出なし。こうなったら下痢を止めよう何とかしようと・・・。リタと病院から帰り、市販でもいいからお腹に優しい消化吸収できるフードないかなーと、あちこちのお店やペットショップを探して。お店の人にも相談しやっと、これを試そうというフード(ホリスティックレセピー・猫用(仔猫用・成猫用)チキン&ライス(小麦不使用)を選び購入。少しはいいかな?と帰りリタの様子を見る。初めて食べるからガツガツとはいかないけれど、リタがポリポリと食べてくれた。あー良かった。リタの為に買ってきたんだよー、お口に合ったの?食べてくれてうれしいよ。これで良いウンチが出るといいな。でも、その翌日またリタがご飯を食べなくなる。その前ぐらいからお腹辺りの毛がふっくらして見えて、リィちゃん何かお腹が膨らんでる?触ると毛がふっくらしているだけでお腹はスッキリぺちゃんこ。気のせいだね と・・・。でも、その日12日(かかりつけの病院が休診で別の病院で血液検査と超音波検査し診断を受ける)は、やっぱりお腹が膨らんでる?と思い触って、イヤな予感。超音波検査を受けたら、まさかと思っていた腹水が溜まっていた。その時の事は忘れもしない。ショックでショックで。血液検査の結果、FIPの疑いのある、ある数値が高い事、貧血に黄疸もあり腹水が溜まっている。うそでしょう?どうしていいかわからないまま、それからはどんな風に過ごしたか思い出せない。

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                    ご飯をたべてくれたリタ

次の日、その結果を持って子猫時から通院している病院へ。そこからは7/15の記事に書いたように高用量のインターフェロンの注射を打って何とかウィルスを抑えようと頑張った。3回目の注射が最後になった。13、14日は少しだけれどご飯を食べられた。15日朝は、食べようとしても食べれなかった。つらかったんだね。そんなでも声をかけた私にリタはのどをゴロゴロ♪ 鳴らして、ありがとう。つらいのにゴロゴロしてくれたのー、うれしいよ。涙)

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                  ☆夕方からは、しんどくてつらかったリタ

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                  ☆夜~夜中 めぐ姉ちゃんが、ずっと側に

お昼すぎに病院で急変して心配していたけれど、その後少し落ち着いて。夕方に又、急変し眼球震盪になってしまい、リタがつらそう。しっかりしてー。リタ・・・。とても危険な状態になるも、その後少し落ち着いて。でも、それからはつらそうに横たわったまま。おトイレにも行けなくて寝たまましちゃったね。いいよ、綺麗に拭こうね。ここで、そのまましていいからね。ずっとリィの側にいるよ。夜になるにつれ息が苦しくて少しでも楽になるように身体を動かしてエビのように跳ねたり爪を立てたり。リタつらいよね、苦しいね。側にいるよ、ずっといるからね。私は声をかけて、そっと手の先や頭をなでてあげることしかできなかった。代わってあげたかった。私の寿命が短くなっても構わない、リタに。涙涙。どんどん、息が浅くなり呼吸が苦しくなっていく。リィちゃん、もう逝っちゃうの?明け方になるにしたがってリタの呼吸は弱弱しくなり口から泡やだ液が。何度も何度も拭いてあげて、声をかけて。つらいね、えらいね。最後の方は舌を出して息をする。(この頃の写真は、とても撮れなかった)

リタ、もうがんばらなくていいよ。こんなにがんばって、えらかったねー。リタが、こんなにがんばり屋さんだと思わなかったよ 。リタを本当の妹のように可愛がっていためぐ。リタの側にいて一緒に見守ってくれていた。優しいお姉ちゃんだね、リタ、ちゃんとわかってるよ。

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息が苦しくて苦しくて、もう息ができなくて・・・。口を開けて舌を出したけれど息ができなくて。最後に大きな声で鳴いて7/16(土 )朝8:37にリタは息を引き取った。1歳と2日。1歳になれたね。がんばったねー、リタ。もう、苦しくないね。リィが大好きだったよ。私の所にきてくれてありがとう。また戻っておいで。可愛いかわいい私のリタちゃん。

s-IMG_4263s-IMG_4286                                                    リタを抱きしめるめぐ

柔らかい小さなリタを抱きしめて大好きだったベランダに一緒に出た。ここで、お水を飲むのが好きだった。リタ、もっともっと一緒にいたかった。10年も20年も一緒にいられると思ってたのに。涙涙。

最後の最後まで、息ができなくて苦しかったけれどとってもとってもがんばったリタ。どうか、褒めてあげてください。そしてリタの事を心配し回復を願ってくれた皆さま、どうもありがとうございました。にゃんぽみちの看板娘は永遠にリタに頼もうと思います。

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リタの病気ですが、診断の難しい病気で現在はまだ、はっきりした原因が解明されていません。獣医さんによって、いろんな見解があります。私が知っていた事(今まで発症してから引き取った子1匹(4年前、この子はドライタイプ)と、検査しなかった(検査より治療を優先)けれど、腹水が溜まったきららと2匹が同じ病気)と今回リタの事があり先生に確認し聞いた事を簡単に記します。

コロナウィルスは、どこにでもいるそうで、どの子も触れていると思っていいそうです。ペットショップ、ブリーダーの子、お外の猫さんの多くは持っているようです。持っていない子もいるそうです。リタが、どういう過程でウィルスを持ったのか、わからないです。元々、持っていたのか?うちにいる約10ヶ月の間に持ってしまったのか・・・。

また発症してしまったら治療法がない不治の病。猫コロナウィルスが突然変異で強毒化しFIP(猫伝染性腹膜炎)となって猛スピードで身体のあちこちを攻撃し命を奪います。リタはウェットタイプでした。ウィルスを持っている猫の発症としては低く確率は1000分の1だそう。コロナウィルス自体は弱毒性で、そんなに恐れる事はないとの事です。コロナウィルスを持っているかは、抗体価を調べるということもあるそうですが、あまり効果はなく抗体価が高くても発症しない子もいれば低くて発症する子もいるそうです。持っていようがいまいが発症しなければ何の問題もなく元気に寿命を全うすることができるそうです。発症の原因の1つにストレスがあり多頭飼いとも言われていますが1頭だけで大切に飼われている子も、2頭で仲良く飼育されている子も発症します。アニマルボーダーのような環境は別として参考程度でいいかもしれません。自由にしている、お外の子も発症します。またFIPは、うつりにくいです。が、うつらなくはないそうで発症したら他の子とは別のお部屋が望ましいそうです。リタの場合はチビ達が増えてきて落ち着かないのは、あったのかもしれません。発症しないようにするには、とにかく美味しいものを食べさせ元気に育て免疫力をあげる事だそうです。美味しいものとは、肉や魚(マグロ)。あとは掃除してシャンプーして洗濯して とねこさんの環境を綺麗にする!ストレスのない生活を!それが大切と教えてくれました。

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生後半年前の子でも発症しますが半年~1歳前後の若年猫の発症が多く3歳ぐらいまでは注意が必要です。5歳過ぎでも発症する子がいますが身体もできて免疫力があるので治療が効いてウィルスを抑え込める子もいるそうです。(Iさんの所も幼猫は何頭も発症しお星さまになったそうですが成猫5~6歳の子3匹は発症してもインターフェロンとステロイドでウィルスを抑え込め現在も元気だそう3匹内、2匹は避妊手術後の発症で原因の1つにもなっている ちなみにIさんの所は、うちより保護猫が多いけれど子猫を入れて成猫が発症したことは15年で1匹も無しだそう)若年猫の場合は99%、厳しいようです。またリタはジアルジアがいて治療しましたが、その後も大腸炎?なのか下痢が続き。ジアルジアがいると下痢をして栄養も吸収できない事になり免疫も下がる為、FIPとの関係も言われました。知り合いが譲渡した子猫が6ヶ月時に発症し、あちこちの病院を渡り歩き治療をし奇跡で生きている子もいると先日、聞きました。先生に発症してしまったのは運が悪かった と言われましたが、運が悪かった では、悲しすぎます。私も奇跡を起こしたかったです。もう子猫の保護や育てる自信がない と弱音をはいていた私ですが、元気に育て譲渡すればいい その後は里親さまに託せばいい と先生に言われました。まだまだこの悲しみは癒えませんがリタとの思い出を大切に今いるベビ、チビにゃん、そして成猫達の健康管理に一層気を配っていくつもりです。1日も早くワクチンや治療法が開発され同じ病気で苦しむ子がなくなることを願います。

追記)
文章を書き、リタの写真を見ていては思い出し涙しながら編集しました。意味不明な所など多々あると思います。つらいリタを撮るのは迷いましたが、同じ病気で闘っているお友達の参考になるなら と思いリタには酷でしたがギリギリまで撮りました。また、気持ちが回復せずに、ご報告が遅れました事もどうぞ、お許しください。